こんな時は「圧縮」が便利
●データをUSBメモリやMOなどに保存するとき
データを持ち運ぶ時やデータのバックアップをとっておきたいときなど、USBメモリなどにデータを保存する場合、保存する前にデータを圧縮すると、より多くのデータを保存することができます。また、圧縮することで、USBメモリにコピーするファイルがひとつにまとめられるので、データをひとつずつコピーするよりも時間を短縮することができます。
●ハードディスクの負担を軽くしたい時
パソコンを利用しているうちに、知らず知らずのうちにデータはどんどんたまってき、パソコンのハードディスクの容量がいっぱいになるということはよくあることです。パソコンを色んな場面で利用するようになればなるほど、インストールするソフトウェアも多くなり、扱うデータ量も増えてきます。大きな容量となれば、ハードディスクの負担になりかねません。そこでパソコン上のデータを圧縮することで、ハードディスクの負担を軽くすることができます。
こんな時は解凍が便利
●インターネットでソフトウェアをダウンロードした時
スムーズにダウンロードを行えるようにインターネットからダウンロードするソフトウェアは、多くの場合、圧縮されています。圧縮されているとそのままでは使えないので解凍しなければなりません。ファイルの圧縮形式(ファイル名にある拡張子で確認できます)によって解凍するソフトウェアが異なるため、ダウンロードする際はファイルの圧縮形式を確認しましょう。
●LZH(エルゼットエイチ)形式 [拡張子・・・.lzh]
日本で最も良く使われる圧縮の形式です。
WindowsやMacintoshでも多く利用されているので、初めての方におすすめです。
●ZIP(ジップ)形式 [拡張子・・・.zip]
日本でも見受けられますが、特に海外でよく使われている圧縮形式です。
●StuffIt(スタフィット)形式 [拡張子・・・.sit]
Macintoshで最も一般的に使用されている圧縮形式です。
圧縮・解凍には「圧縮・解凍ツール」(アーカイバともいう)と呼ばれるソフトウェアが必要です。その多くは、フリーウェアやシェアウェアでインターネットからダウンロードすることで入手が可能です。「圧縮・解凍ツール」は以下のサイトなどからダウンロードすることができます。
圧縮・解凍ツールがダウンロードできる代表的なソフトウェア専用のダウンロードサイト
・窓の杜
http://www.forest.impress.co.jp/
・ベクター
http://www.vector.co.jp/
圧縮率はファイル形式や圧縮ソフトの種類に異なります。いろいろ試してみましょう。